年表式プロフィール
幼少からお祭りが大好きで、3歳から祭り囃子 (弘前ねぷた祭り)の囃子を始め、9歳から横笛を始める。
1994年
青森県の囃子最高峰の大会お山参詣・第48回青森県下 登山囃子奉納本大会において高校三年生という史上二番目の若さ で優勝。その後同大会6度の優勝をする。
2007年
津軽笛をもっと広げようと横笛普及プロジェクトを開始。 郷土芸能にとどまらず、囃子と笛の伝承活動と自らの演奏活動を本格的に始め、独自の津軽PR方法を作り出し始める 。
2009~2011年
津軽笛を世界へ発信するため、ねぷた囃子でギネス記録を樹立しようと決意、ワーキンググループを立ち上げる。その間4,000人以上への指導を行ったのも功を奏し、3,742名の笛合同合奏者数ギネス世界記録を樹立、広く全国で取り上げられる。
2012年
津軽笛で地域づくりを進める「津軽笛の会」設立。 「観る・学ぶ・交わる」をコンセプトに津軽の囃子を一同に集め、ワークショップとコンサートを行うイベント「津軽笛博覧会」を始める。
2015年
邦楽全国紙「邦楽ジャーナル」で津軽笛博覧会の内容を特集記事で掲載。 埼玉で開催された日本太鼓協会主催の太鼓日本一決定戦でゲスト演奏をし脚光を浴びる。
2016年
ニューヨークとメキシコでの海外ツアーを行ない高い評価を得る 同年、日本の横笛はもっと可能性を秘めていると確信し、 日本唯一の生演奏コンクール全日本横笛コンクールを立案、 次世代への道も作るべく奔走し始める。
2017年
2年連続でニューヨークへツアーを行い演奏の幅を更に広げる。
シンガポールで津軽笛WSを行う。
2018年
Dance ×男子新体操のプロ集団「BLUE TOKYO」の東京ドームでのパフォーマンスで音楽プロデューサー兼奏者として共演、高い評価を得る。
2019年
念願のカーネギーホール公演を行い、スタンディングオベーションの喝采を浴びる。共演は日本側からは太鼓奏者林田ひろゆき氏、浅野聡太氏、現地でジュリアード音楽院卒のチェリスト、バイオリニスト、ピアニスト、パーカッショニストと共演した。
また指導者としてもその評価は高く、指導した人数は 4,000人以上で世代も小学生から60代までと幅広い。 その中には登山囃子チャンピオンも輩出しているほか、地元の学校や全国でワークショップを行っている。 (平川市小学校非常勤講師) 郷土芸能の第一線で伝承活動を行いながら、新たな形も追求する、いわば「伝承と創造」を両立する日本国内でも稀有な笛奏者である。